ろりんと遊ぼうか

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【ネタバレ注意】神様のえこひいき【1話感想】

めちゃんこ長くなってしまいました。ネタバレ(感想)だけ知りたい人は見出しを参考に後半までぶっ飛ばしてください(;^ω^)

 

大好きな漫画家さん

〇〇先生の漫画が好き、ということってよくありますよね。

私は基本的に「作者買い」をします。これは私が買う全ての本に共通しています。

漫画もそうだし、小説もそう。

でもそれは「この先生の本なら間違いないから」という作品に対しての評価が多いと思うんですけど、私の場合の小村あゆみ先生はちょっと違います。

小村あゆみ先生という「お人」が好き。

コミックスだと、巻末だったり話数の間だったりカバー下だったりに小話やあとがき、小さいイラストなどが描かれていることが多いですよね。

そこで作者さんがどういうお人なのかが垣間見れるのが私は好きです。

これはどの作家さんでも一緒。

なかでも小村先生の小話が大好き。もうご本人のちょっとした出来事が大好き。

もうその部分だけ集めてコミックスにしてほしいくらい好き。

お人柄が好き。テンションとか。なんか、考えが近いんですよね。

今のところ「あーこの考えは違うな」とか「私はそれはダメだな」って思うことが一個もない。

見逃してるだけとか、先生が出してないだけで違うところはあるんだろうけども。

 

で、そういう方が描かれているからなのか、作品自体も読んでてすごく気持ちがいい。

なぜなら、私の思うことと違う展開がこない

こうなったらいいな、の話やオチが本当にそう来るからびっくりする。

最初に小村先生を知ったのは「うそリリ」だったけども、びっくりするくらい嫌いなキャラが出てこない。

私の場合、どの作家さんのどの作品でも、悪役がどんなにクソ野郎でもその悪役の役割が理解できるものだったら嫌いにならないんです。

だからちょい役の絡んでくるやつも性格の悪いライバルも、ちゃんとそれが作品に必要な要素だと全然嫌いにならない。

たぶんそういう感じで、小村先生の作品で「こいつ好きになれないわー」ってのが出てこないんじゃないかと思うんです。

そして主人公が好きっていうのはもうゆるぎないけど、1番好きになるキャラがわき役にいる。(全作品ではない)

つまり、主人公も好きだけど、1番じゃないの。すごくない?

私的にすごいと思うんだけど、どうなんだろう。

たいていは「主人公」に感情移入して読むと思うんですよ。特に少女漫画は。

だから「主人公」を1番好きになる、「主人公」が自分の思ったことと違うこと言ったりやったりすると冷めたりしてその作品への興味が薄れる、と思う。

そんな中で「わき役」が主人公よりも魅力的、主人公(自分)が憧れる存在がいるという感じ。

そんな魅力的なキャラを、あえてわき役なんだ…っていう感動。

ほんとにすごい漫画家さんだと思う。

 

大好きな作品「神様のえこひいき」

そんな大好きな漫画家さんの作品の中で、1番好きな作品。

「神様のえこひいき」

…いや、うん。1番は決めれないかもぉ_(:3」∠)_

でも1番って言う。ほかの作品でも言うかもしれないけど(1番の概念…)

「うそリリ」から入って、「ミックスベジタブル」→「ハイブリッドベリー」→「女王様のタマゴ」=Hot Milkという順番で読んだはずです(多分)

「うそリリ」以降はコミックス発売順に読んでいます。※コミックス派

電子書籍は基本買わない(できればコミックス待ち)派ですが、小村先生の作品だけは買っています。(でも紙にもなってほしい、本棚に並べたい)

本誌を買ってなかったため、未掲載作品はほとんど読めてません(´;ω;`)

自業自得です。

 

そんな小村先生の作品で、本当に本当に大好きで大切な作品が「神えこ」

はじめて読んだときは、「好き」に性別の障害があるのが不思議な私にとって、救われるような気持ちでした。

単純に「BLじゃん、好き」「GLじゃん、好き」では語れない。

それが「皮(見た目)」の話が入ることで、私の思ってる「性別の障害」の本質をはっきりさせてもらえた気がしたんです。

この辺はきっとドラマでもやるはずなので、詳しくはそこで。(忘れてたらごめん)

 

神えこ1話感想 ※ネタバレ要注意!

さ、本題wwww 前置きなげぇ…

 

まぁ最初に言うのは「大丈夫そう」ということ。1話ではっきりと「安心した」と言えます。1個前の記事で書いたように「次元の壁」によるがっかりはほぼ皆無!逆にすごい。

マイルよりも全然ファンタジーのはず(神様あたりが)なのに全然平気。不思議。

今のところ、設定の小さな違いはありますが大筋は原作通りで、キャラも崩壊しておらず、「原作の実写化」と言えると思います。

まぁ、「否定派」の反応は今のところわかりませんが。

 

以下、本編に沿ってわーきゃーしていきます。

一応グレーにしておくので、読みにくい方は反転してください。

 

神社の雰囲気良すぎ!!

神様が美しすぎる!右近ちゃんはやはりちょっと原作と違いワンちゃんなので…イメージが違う…仕方ないとは思いますが。(きつねは演技ありの撮影できないもんね

でも逆に下手なCG合成とかで耳のでっかいきつねが出てくるんじゃなくてよかったと思います。そういうので「あーやっぱり次元の壁」ってなっちゃうんですよね。なのでグッジョブな選択だと思います。

右近ちゃんの声はもう少しきゅるんとした声だと勝手に想像してた(原作で)ので、思ったよりしっかりしたお声でびっくりw 嫌いって意味じゃないです。

弥白が階段上ってるときにしれっといる神様めっちゃ好き!

 

神様はドラマでは「美しい」に寄っているので、話している内容は同じですが少しテンションが原作より低めです。どっちかというと原作くらいのハイテンションが好きですかね。

「つまり神様とは究極の不労所得!むしろ働いたら負けだ!!」「やだークズじゃないですかー!」のくだり、個人的に好きなんですけど違うセリフになってましたねw さすがにダメだったのかな?w

 

「神頼みを他力本願ではなく自分への追い風に出来る者が嫌いではないのだよ」

ううううううううううううん素敵ぃ!でもほんとそういうことだから、みんな「神社でお願いしたのに叶わなかった(怒)」とかって神社の文句言うのやめようね。←何様!

そういえば神様、目尻の紅ないんですね。ないというより色が違うのかな?よく見えないけどカラーイラストのようなメイクじゃないんだなぁと思った。いろっぺくて好きなんだけどな。

 

原作では弥白の背が自分で思ってるより高い設定で、背の高さゆえのエピソードがあるんですけど、ドラマではおそらく標準設定。ケンタのほうが背が高いんですよね。いやもうイケメン高身長優しいモテモテとか属性持ちすぎだろケンタよ。原作では弥白とケンタでモテツートップみたいなイメージで、お互いに属性が半々、みたいな「どっちにしようか迷う~」的な感じでしたが、ドラマではあんまり弥白はケンタに並ぶほどのイメージがないですね。普通の男子高校生っぽいというか。高身長取られたからかなw

 

弥白の告白相手としてケンタが現れた時の右近ちゃんの「えええええええ」に対して神様の「ほぉう…」がすごい好き( *´艸`)

「かかかかか神様!これはもしや、BのLってやつなんじゃないでしょうか!?」「落ち着きなさい、腐近ちゃん♡」

あああああああああああああああああありがとうございますぅうううううう!もしかしたら腐近ちゃんの部分ってなくなっちゃうんかなって心配してたので、ちゃんと残っててよかった。そして神様大好き。その言い方大好きです。

 

弥白って「やし→ろ↑」だと思ってたんだけど、「や↑しろ↓」ってケンタが言ってて「あれ?発音そうだったのか、なんか気になっちゃうな(自分の自然な読み方と違うから)」と思いました。「発音は原作者と打ち合わせするだろうしそっちが正しかったんだろうな」と思ってたら、後日小村先生がおんなじことツイートしててめっちゃ笑ったw そういうの原作者に確認とかいかないもんなんですね。

告白シーンはその発音が気になっちゃって初回では何言ってたか覚えてなくて、2回目にちゃんと聞きました。ケンタの苦悩の顔がすっごい男らしくて、原作とは違うけど結構好き。(原作は男らしいというよりはかわいい)ふざけないでほんとに言ってる感すごい。振ったほうのが困った顔してるのすごいぎゅってする。原作の弥白のあふれてる涙も美しすぎるのでぜひここは原作も見てほしい。(ここだけじゃないけど)

そしてトラックwwwwwwww

公園の感じから思ってもみないサイズの思ってもみない速度のトラックマジビビる。

目の前で幼馴染がトラックに惹かれたらトラウマどころじゃないよね。一緒に心臓止まるんじゃない?この後のケンタを思うとほんとに、おま、弥白お前、おまえぇぇってなる。(語彙)

 

「おるよ」が優しくて美しい。原作ではここの登場はギャグが強いから新鮮。その代わり「私は、神だ」でふざけてる感出てるの好き。すっごい綺麗な場所で神秘的なのに嘘っぽくない場所なのすげぇ。「石、頑張って積んだのかな?美術スタッフさんかな…?」とかメタい事考えたけど全然世界観壊れなくてすげぇ。

百度参りの後に101回目のセリフで轢かれる。ほんとすげーなww 右近ちゃんの「てつやは轢かれてませんからね」wwwwww

「ああいうのは本当に良くないからな。轢いちゃった方の身にもなってみろ」はほんとそれな。原作にもしっかり書いてある。大事なところだからしっかりゆっくり言われてるの感動。運転するようになって本当にふざけんなって思う飛び出し多いと思ったわ。

望みで「ケンタの恋愛対象である女の子になりたい」という部分、「あいつ好みの」とは言ってるけど、具体的な内容は言わないんだね。「それてめーの好みだろ」「オレら女の好みは一緒だったの!」っていう流れとかって、鈴ちゃんとか神楽のその後みたいなのに関わってくるんじゃ…と思ったんだけど、ドラマの設定では「神楽」が架空の女の子ではないからなんだろうか。

 

ここでタイトル。憎いね。流れが美しいわ。

 

で、そう。予告とかで知ってたけども、「神楽」はもともと存在してた女の子なんだね。そしてその子の皮(身体)を借りているということなんだね。これがのちにどう作用するのか。原作的に考えると鈴ちゃんの救済?でもそれなら由起彦が…とか変なこと考えちゃう。「神楽ちゃんって名前、神様が楽しむって意味で付けたでしょ?」的なセリフもなくなることになるのかな?

神楽役の女優さんがかわいすぎる。

「見よ」カーテン、ジャ!! 神様ぁあああ(〃▽〃)ポッ

 

記憶喪失ってことになるんだね。まぁもともといた子なら家族もいるわけだからそういうのがつじつま合うよね。お母さんの「記憶なんて戻らなくてもいい、また1から思い出作っていけばいいんだから」はすごいいいセリフだなって思った。

元の神楽ちゃんはなんで入院してたんだろうね。その辺もおいおいわかるんだろうけど。

 

「ブラジャーかぶったりパンツかぶったり」wwwwwwww よくそんなセリフOK出たなww 「いやかぶりはせんだろ!」てツッコんだわww

「童貞」も普通に言っちゃうんだね神様…「童貞にはない余裕」ってなんスカ神様w

あーでも「むくみ問題で朝風呂」のエピソードがなかったから「ブラ葛藤」がなかったのはちょっとショックだった。結構好きなエピソードで「脳が男の子だから」っていう感覚の話が1個減ってることになるんだよね。1つはのちに出てくる「私」っていう女言葉が使えないって部分ね。これは私も過去にすごい悩んだ部分だからめっちゃ大事。

 

登校シーンで神様がすぃーって移動してんのめっちゃ好き。

ひとりで話してる変な子認定はほんと草。ケンタの反応めっちゃいい。んで、神楽の「じゃオレひとりでしゃべってるやべー奴じゃん」の言い方好き。

 

鈴ちゃんんんんん鈴ちゃん見てるぅ!

神楽の制服で胸元がだらしないの、めっちゃ男子感あっていい。ここでしっかり着ちゃってると女の子感でちゃうもんね。うわーリアルーって思った。

で、はい。出てきました。「ケンシロウ」…違います。「私」って言えない神楽。「ああああああああああああああああああああああああああああ」って走り去るのめっちゃかわいいいいいいい(*ノωノ) 大股開いてんのはちょっと大げさかなと思うけど、そのあとの座り方は完全に男の子ですごい。

ここの「女の子として~」の右近ちゃんのセリフは深いよね。「ケンタの恋愛対象」になりたかっただけで「女の子」になりたかったんじゃないんだよねっていうちょっとした違いというか、本人でも意識してないそういうズレがこの作品の肝だと思う。

はい出たケンタ。その手!手ぇ!!そゆとこ!おまえほんっとそゆとこだからな!!

「神様ぁ、なんかぁ、あいつぅ嫌い」←ここ超好き

 

ノープランの神楽ちゃんの「あー…」が好きすぎる。ほんまかわええな。

んでここで背の高さエピソードを階段の差をつかってしっかりやるのすごい。鈴ちゃんんんんん(鈴ちゃんにすごい過剰反応しちゃう

 

「そうわね」「ですわぞ」めっちゃ好き。で、すぐそういうの使ったりして心つかんでいくの、ほんっとケンタだよなケンタよぉ!(意味不明)

 

きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁ鈴ちゃん登場ーーーーー!!!ってところで終わるんかぁぁぁぁぁい!!

鈴ちゃん、ツインテじゃないんだね…好きなんだけどなツインテ鈴ちゃん。原作ではメイク用品売り場で遭遇するんだけど、学校なんだね。んでもってここで引くと「元カノがけん制かけに来てる」感あって面白いな。原作を知ってる人だとそう思わないだろうけど、原作を知らないと「まだケンタが好きで、ケンタに近づかないでってことでは?」ってなるのだよね。実際一緒に見た相方はそう言った。次回予告でも「ケンタに近づかないで」ってしっかり言ってるし余計ね。まぁでもそのあとすぐに「神楽ちゃんが好きなの」って言っちゃってるけどね鈴ちゃん。予告でネタバレしとるやん…。

 

主題歌が和風チックな曲で結構好き。もっとちゃんと歌詞とか読み解いて聞いてみたいのできっと買う。

 

ネタバレ部分終わったので色を戻します。

で、私は次の週の配信まで間が空き過ぎるの絶対苦しいと思って、1話をもう1回観て感想ブログを書いてから2話を観るつもりでした。最初は。

でも我慢できなかったぁああ_(:3」∠)_

すぐ2話観ちゃった( *´艸`)

 

2話のネタバレ感想はまた次の記事で!